大阪文化博物館エントランスホールでの演奏会の思い出
「光と愛と水の戯れ」シリーズの原型となった博物館での演奏会の続きです。
今回は、演奏会直後の博物館側のコメントをご紹介します。
「大阪府立 弥生文化博物館のNEWSです。」
“~光と愛と水の戯れ~ ☆クラシックピアニスト藤井輝彦の世界☆”
藤井輝彦さんによる“~光と愛と水の戯れ~ ☆クラシックピアニスト藤井輝彦の世界☆”を開催しました。
透きとおるような晴天と、お祭りの囃子に包まれた秋満載の1日。
そんな秋の時間にさらに彩りを加えるように、
色彩鮮やかなピアノの音色が響きわたりました。
今日のテーマである「光」と「愛」と「水」のうち、
まずは「水」からのスタートです。
藤井さんが静かに椅子に座り、
そして動かし始めた指から無限のごとくあふれ出す音符たち。
それはいつしか1つにつながり、
極上の音楽となって私たちに降り注ぎました。
「子犬のワルツ」、「舟歌」、「水の戯れ」…
手を差し出せば手のひらに注ぐ音が音楽になり、
さらさらと足下を流れる水の流れが音楽になり、
そこに降り注ぐ水の音も音楽になる。
それは私たちがどこにいても、何をしても、
音楽を生み出す魔法のような水に満たされた時間でした。
「水」のテーマで濡れそぼった服や髪の毛をそのままにして、
私たちは次の「光」のテーマへ。
再び藤井さんが静かに鍵盤をはじき始めれば、
今度は水の1粒1粒が光り始め、あっという間に私たちはまばゆい光に包まれました。
光り輝くだけでなく、その光で生まれた影さえも藤井さんの音色に照らされて、
優しい色や表情をしてその場に佇んでいるよう。
みなさんが座っているその場所が、光と音楽のために用意された
別世界のように変わっていました。
「愛」の時間は、すでに満たされた水と光に伝わって、
藤井さんの心から私たちの心へ、そしてみなさん同士の心から心へ、
さまざまな愛が行きかうものとなりました。
あなたは誰の愛を受け取りましたか?
それがあなたの愛する人からのものであれば素晴らしいですね!
ピアノの音色が、
水、光、愛、そしていろんな形に変わっていった90分。
水も光も愛も向き合えばすべて自分自身を映すもの。
今日の時間が美しい時間だったのは、
きっとみなさんが美しい心の持ち主だったからに違いありません…よね?
光も愛も水もすべて人が生きていくためには必要です。
太陽が顔を出さなければ何も育たないし、
水が無ければ何もかもが干上がってしまいます。
愛が無ければ…
う~ん、愛が無ければ…
(愛は薄いけど僕は生きていけてるし…)
愛が深ければ、きっと豊かな日々が送れますよね!
でもそれよりも、
やっぱり愛が無ければこの世には何も生まれなかったかも。
私もあなたも、今日の時間も…
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